AGA外来について

AGA外来について

AGA外来について

AGAは、男性型脱毛症(男性の薄毛)です。思春期以降から徐々に抜け始め、進行していきます。いくつかのタイプがありますが、前頭部と頭頂部の毛髪が軟毛化して細く短くなり、最終的には頭の生え際が後退し、頭頂部の毛髪が失われます。決して珍しい状態ではなく、日本の成人男性の4人に1人くらいがAGAだと言われています。

このような方はご相談ください

  • 家族に髪の薄い人がいる
  • 自分も薄くなるのではないかと心配だ
  • 抜け毛が気になる
  • 10代後半から毛髪が抜け始めてきた
  • 額の生え際が後退してきた
  • 頭頂部の髪の毛が薄くなってきた
  • 細くて短い髪の毛が多くなった
  • 髪のハリやコシがない など

AGAの治療

AGA治療は2020年4月10日から厚生労働省医政局より初診からのオンライン診療でOKと通達されました。

そのため当クリニックでは、

  • 抗加齢医学専門医の診察を受けることができる
  • 初診からオンライン診療OK(2024年6月から稼働予定)
  • 薬の郵送を自宅までOK
  • 個人情報やプライバシーに配慮しながら診療を行いますのでご安心ください
AGAの原因は、
  • 血流不足、荒れ、炎症、乾燥、菌
  • 髪への栄養不足
  • 男性ホルモン

当クリニックでは、脱毛ホルモンによって抜け毛が増えるのを防ぎ、外用薬で発毛を促進することを目標としてます。早い目に治療介入することで脱毛のスピードを緩めることができます。

当クリニックのAGA外来では、男性型脱毛症の患者さまについて、医療機関でのみ取り扱う服用タイプのAGA治療薬を処方いたします。使用するお薬には、プロペシアやザガーロなどの種類があるので、医師が患者さまの薄毛の進行具合や症状などを確認し、発毛効果が期待できるAGA治療薬を選択いたします。

毛髪の脱毛に、5α還元酵素リダクターゼが関係しています。この酵素は、体内の「テストステロン」を「ジヒドロテストステロン(DHT)」に変換します。このDHTが男性型脱毛症(AGA)の発症に大きく関与しております。

5α還元酵素リダクターゼには、Ⅰ型(全身の毛乳頭細胞に存在する)、Ⅱ型(前頭部~頭頂部に存在する)とあり、フィナステリドはⅡ型のみ、デュタステリドはⅠ+Ⅱ型に効果があります。
そのため、初期は、Ⅱ型のみに効果のあるフィナステリドから開始し、進行する場合や重度のAGAではデュタステリドを内服するようにします(併用は副作用の面からお勧めしておりません)。抜け毛の守りの治療薬といわれています。

ミノキシジル外用薬は、発毛を促す作用があるため攻めの治療薬といわれています。

なお、AGAのお薬の副作用には、初期脱毛(休止期脱毛)、性欲の減退、勃起不全(ED)、呼吸困難、不安感、多毛症、肝機能障害などがあります。

値段 まとめ買い
フィナステリド 5,500円/月 送料無料 可(~12カ月まで)
デュタステリド 9,000円/月 送料無料 可(~12カ月まで)
ミノキシジル外用(1%)(準備中)
ミノキシジル外用(2%)(準備中)
ミノキシジル外用(5%)(準備中)
Q&A
  • 1、AGA治療をいつまで治療すべきなの?Answer AGA治療を患者さんが希望するまで投薬します。AGAは慢性疾患であるため、完治することはありません。治療を中止すると元に戻る可能性が高いです。
  • 2、治療の効果はどれぐらいで実感できますか?Answerフィナステリド・デュタステリドは1~2カ月で効果がでてきます。ミノキシジルは早い方で3カ月、一般的には6か月ほどかかります。服用後半年から現れ始め、1年ほどで他人から見ても顕著にわかるようになります。
  • 3、受診できる年齢は何歳からですか?Answer当クリニックでは20歳以上としております。
    (国内の臨床試験は20歳以上でしか行われておりません。)
  • 4、AGA治療で性欲減退、勃起不全になる可能性はありますか?Answerフィナステリド、デュタステリドの副作用として、それぞれ約1%、約5%未満で起こりえます。内服すると必ずおきるというわけではなく、少ない確率ではあります。もし副作用が心配であれば、ED治療も行ってもかまいません。
  • 5、日本ではミノキシジル内服は認められていますか?Answer日本ではミノキシジルの内服は承認されておりません。
  • 5、日本でミノキシジルの内服は不可能ですか?Answer上記に示したとおり認められておりません。ただアメリカを含む海外諸国では、すでに医薬品として認められており、処方薬として利用されております。ミノキシジルは外用薬よりも発毛効果が高く、安全に使用できることが報告されています。もともとミノキシジルは高血圧の治療薬としてアップジョン社(のちのファイザー社)によって高血圧の治療薬として開発されました。その時の薬が「ロニテン」で、内服すると多毛症、毛髪の増加が起こったため、ミノキシジルの発毛効果の解明を進めるきっかけとなりました。
    ちなみに日本では、ミノキシジルは高血圧の治療薬としても認められておりません。
  • 6、ミノキシジル内服の注意点は?Answerイブプロフェンを配合された感冒薬、EDの治療薬、イミグランを配合した片頭痛薬、降圧薬などは併用禁忌です。ミノキシジル外用薬は心配ありません。
    また心臓、肝臓、腎臓の異常には注意が必要なので、3カ月に一度は心電図検査を行いながら、採血でも肝機能、腎機能を確認しながら内服をすることをお勧めします。

    当院では、オンライン診療では、この心電図、採血などのfollowが困難であるためミノキシジルの内服処方は行いません。
    ただ別のAGAクリニックでオンライン診療処方でミノキシジル内服を処方してもらってはいるが、心臓疾患、肝臓疾患、腎臓疾患を診てもらっていない方は、当クリニックで、心、肝、腎疾患を外来でみることはできますので、もしご心配な方がおられましたら当クリニックへ相談ください。

ED外来(オンライン診療)

ED外来のオンライン診療は2024年6月から稼働予定です。

ED外来について

EDは、「Erectile Dysfunction」の略称です。日本語では、「勃起不全」、「勃起障害」を意味しています。この場合、勃起が全くできないケースだけではなく、勃起するまでに時間を要する、途中で萎える、性行為に満足できないというケースも含まれます。当クリニックのED外来では、主にオンラインによる診療を行っています。個人情報やプライバシーに配慮しながら治療を進めていきますので、安心してご相談ください。

このような方はご相談ください

  • 勃起が全くできない
  • 勃起はするが短時間で萎えてしまう
  • 勃起の状態が安定しない
  • 満足のいく性行為ができない
  • 勃起時の硬さがやわらかくなっている
  • 一度萎えると再度の勃起が困難
  • 勃起に時間がかかる など

EDの治療

問診などによってEDの可能性が考えられるときは、尿検査や心電図検査などを行います。その結果、EDと診断されたときは、専門の治療薬を処方いたします。当クリニックでは、バイアグラ、シアリス、バイアグラジェネリックなどが中心となります。なお、ED治療薬には重複してはいけない禁忌薬がいくつか存在します。そのため、現在何かしらのお薬を処方されている方は、投薬内容が分かるお薬手帳などをご持参していただくと診療がスムーズになります。

副作用について

ED治療薬は、お薬の種類に関係なく、全般的に顔のほてりや目の充血、鼻づまり、頭痛、動悸といった副作用が現れることがあります。そのようなときは、必要に応じてお薬の量を減らしたり、中止したりします。詳細については、患者さまに直接、ご説明させていただきます。