当クリニックで行えるよう
エイジングケアも充実する
予定です
免疫力評価、糖化ストレス診断、酸化ストレス診断、心身ストレス診断、エイジングケア外来など、高濃度ビタミンC、プラセンタ、ビタミンB1点滴、エクソソーム点滴療法、サプリメント物販 など順次、準備を行います。
※上記の診療の中には、事前予約が必要なものもあります。詳しくは当クリニック窓口までお気軽にお問い合わせください。
現在は以下の内容のみとなります。
(別途診察時に、初診料1000円(税込み)、再診料500円(税込み)を頂戴しております)
ビタミンD内服(ビタミンAも併せて摂取可)
当クリニックでは、日本抗加齢医学会でも話題の、「機能性医学」に基づき、臨床で磨かれたサプリメントを皆様に提供させて頂きます。
ビタミンDサプリメントを以下のように売り出します。
1カプセルにビタミンDを25μg(1000 IU)ビタミンAを300μg(1000 IU)を含有したサプリメントです。
- AD1000
- 6,480円(税込み)
- VD1000
- 5,400円(税込み)
ビタミンDの働き
今世界の科学者、医学者に最も注目されている栄養素ビタミンDですが、最近では、長寿ビタミン、万能ビタミンのような呼び名で注目されています。
以前は、骨に対するビタミンというイメージですが、
最近は、ビタミンDは動脈硬化予防、癌予防、免疫の安定、筋力アップ、認知症予防、うつ病予防、糖尿病の予防、アレルギーの予防など、様々な効果が期待でき、体内ではホルモンの働きとしても、100~1250種類の遺伝子の働きも、調整しているとされています。
日本人でこのビタミンDの摂取率は全く不足しています。
免疫を調整するどころか、一番最低ラインの骨の健康に必要な8.5μgの目安量にも全然たりてません。
また骨だけでなく、免疫調整や、遺伝子の働きの正常化などを目的に摂取する場合は、一日25~50μg程度を摂るとよいとされるが、これに対しては、もうお話しにならないぐらい絶望的な摂取状況になっています。
このような状況の中で、ビタミンDを満足に摂取する方法が全部で3つあります。
一つ目は紫外線を浴びて自分で作る
二つ目は食事から摂取する
三つめはサプリメントを飲む
紫外線からですが、ビタミンDは太陽のビタミンと呼ばれていて、紫外線のUV-Bを浴びることで自分で作ることができます。しかし現代日本人は、特に女性を中心に室内での作業が多くなったこと、美容のために過度なUV対策をされる方が増えたことでビタミンDを満足に作るのには、紫外線ではもう全然足りていない状況です。
次に食事からの摂取です。ビタミン豊富と聞くと、この写真のような野菜や、果物をイメージする方が多いと思いますし、こういう鮮やかな色はビタミンカラーなどとも呼ばれていますが、実はビタミンDはちょっと特殊であり、野菜や果物からはほとんどとれません。
また、お肉や玄米など健康を語るうえで、よく出てくる食材にもほとんど含まれていません。食べ物から十分な量を摂ろうと思うと魚からのほぼ一択になります
シイタケにも豊富にあると聞いたっていう人もおられると思いますが、シイタケに含まれているビタミンDの量は、実は多くなく満足な量を食べようと思うとシイタケ毎日7kg (500枚)といった数kg単位で食べる必要があるのと、きのこに含まれる植物由来のビタミンD2は、魚介類に含まれる動物由来のビタミンD3よりも効果が弱いという報告もあり、きのこ類からだけでは満足に摂ることはなかなか難しいと考えられています。
また卵もビタミンDを含みますが、卵から病気の予防などを考えた満足な量を摂ろうと思うと一日10個を毎日食べたことにより、これも現実的ではないと考える。
その点、魚からであれば普通の食卓に並ぶ程度の量でビタミンDは豊富に摂れるのでよいのですが、この魚を食べる量が年々すごい勢いで減っていることが、日本人の98%が、ビタミンDの摂取が足りない理由の一つになっています。
内服量と飲み方
内服量は、
ビタミンD3で10μg以上、できれば25~50μg程度摂取するよう心掛けます。
飲み方についてですが、
- 上限量
- 飲むタイミング
- 一緒に取るべき栄養素
上限量について、健康に良いことが注目されているビタミンDですが、たくさん摂ってもよいものなのでしょうか。答えはノーです。ビタミンDは国が食事から毎日定期的に摂っても良い上限量を決めている成分であり、それ以上を摂り続けると体に溜まりすぎてしまい過剰症に伴う健康被害が出る可能性があります。
具体的には、高カルシウム血症といって腎臓の機能が悪化したり、食欲不振、嘔吐、神経の病気などになる可能性がありますので、どんな栄養素でもそうですが、極端に摂りすぎないことが重要です。その安全な一日の上限量は100μgです。IUの表記だち4000IUになります。
なお、分子栄養学での治療に取り組んでいる当クリニックでは、血液検査で数値を確認しながら、摂取する量を調整することもできますのでご相談ください。
本来ビタミンDは食べる量よりも血中濃度の方が重要なものなので、より正確に足りているのかどうかを知りたい方は、血液検査で測ってみることをお勧めいたします。
次に飲むタイミングですが、結論からいうとサプリメントは食品であり、飲むタイミングはあまり気にしすぎる必要はない、ビタミンDは蓄積するタイプの栄養素なのでいつ飲んでも大丈夫という考え方もありますが、細かく言えばビタミンDは油に溶ける脂溶性ビタミンの一種なので食後にサプリメントをお召し上がれば、食後に含まれる油分のおかげでより効果的だとは考えられています。
そのため、同じく健康に良い効果が注目されている油であるオメガ3(DHAやEPA、アマニオイルなど)と一緒にカプセルにいれて、相乗効果を狙っているサプリメントもあります。
最後は一緒に摂るべき栄養素についてです。ビタミンDをよく働かせるためにはマグネシウムも併せて摂ることが必要です。
1日の上限量は100μgを超えないこと、油分と脂質と一緒にとると吸収がよくなるため食後がおすすめ、マグネシウムも一緒にということです。
神戸大学大学院 武田 匡史 先生とお会いすることができました。
ビタミンDのアレルギー抑制効果について科学的に証明された先生です。
「Oral Administration of an Active Form of Vitamin D3 Decreases Atherosclerosis in Mice by Inducing Regulatory T cells and Immature Dendritic Cells with Tolerogenic Functions」
Arterioscler Thromb Vasc Bio. 2010 Dec;30(12):2495-503.
ビタミンDについて、免疫への関与の仕方を科学的に教えて頂けました。
季節の変わり目など、アレルギーでお困りの方は、一度ビタミンDを補充してみてはいかがでしょうか?
ビタミンA摂取の新たな解釈
ビタミンAは、肝臓に貯蔵されており、それが枯渇しない限り欠乏しないという原則があります。しかし夜盲症(鳥目)、角膜乾燥(ドライアイ)、皮膚角化症(かかとのガサガサ)などのビタミンA欠乏に起因すると思われる症状を訴える人は少なくありません。
厚生労働省「日本人の食事摂取基準」2020年版の本文には、「9.3μg RAE/kg体重/日」を摂取することにより、ビタミンA欠乏症状を示さないで肝臓内ビタミンA貯蔵量の最低値を維持することになる。この値を推定平均必要量の参照値とする」という記述があります。
「日本人の食事摂取基準」におけるビタミンAの成人(30~64歳)の
推定必要量は、
「男性 650μgRAE/ 女性500μg RAE」
推奨量は、
「男性900μg RAE/ 女性700μg RAE」
実は、これには盲点があることをご存じでしょうか。
ビタミンAとして体内で力を発揮するビタミンA(レチノール)は植物には含まれません。日本人では、ビタミンAの60%を植物に含まれるβ―カロテンなどから摂取しています。
摂取したβ―カロテン小腸上皮細胞で吸収され、ビタミンA(レチノール)に転換されます。
ここで作用するのはBCMO1(βカロテン15, 15"-モノオキシゲナーゼ)という酵素ですが、遺伝子多型によりBCMO1を上手につくれない人が存在することがわかっています。
つまり、食事からβカロテンを十分に摂っても、ビタミンAの代わりにβカロテンを代用しているサプリメント(市販薬の多くがそれ)を摂取しても、ビタミンAが充足されない場合があるのです。
ビタミンD摂取による相対的なビタミンA欠乏
その他、ビタミンAを運搬するタンパク質や脂質の欠乏により、必要な臓器に届かない問題もあります。さらに、ある状況下でもビタミンA欠乏症がでるケースもあります。
ビタミンDとビタミンAは核内にシグナルを受け取る受容体を持っており、ビタミンDはビタミンD受容体(VDR)に結合する際に、ビタミンAの受容体の一つ、レチノイドX受容体(RXR)を使ってVDR/RXR複合体を形成します。多量のビタミンDによってRXRが使用されてしまうと、ビタミンAのシグナルは入りにくくなり、相対的なビタミンA欠乏の症状が発生するということがわかってきました。
高単位のビタミンDを摂取する際には、ビタミンAも併せて摂取することで相対的欠乏症を防ぐことができると考えられます。
キレート療法(Na-EDTA療法)
キレーション療法はEDTA(エチレンジアミン四酢酸)という合成アミノ酸を点滴する治療法です。点滴するEDTAにはNa-EDTAとCa-EDTAの二種類があります。
そのうち、Na-EDTAは心臓の血管の動脈硬化でおきる狭心症、心筋梗塞、そして足の動脈が詰まってしまう閉塞性動脈硬化症に治療効果があります。
アメリカ国立健康研究所代替医療部門(NCCAM)とアメリカ先端医療会議により、キーレーション療法による心筋梗塞・狭心症の治療効果について研究が進められました。
その結果、特に糖尿病患者において、総死亡率、心筋梗塞再発、脳卒中、冠血行再建、狭心症による入院は、キレーション療法群が対照群に比べ34%も減少した結果となりました。(JAMA 2013;309(12):1241-1250)
プロトコールは点滴療法研究会推奨の量で投与を行っております。
副作用について、
アメリカ国立健康研究所は、重大な副作用はなく、安全な治療法であるという見解ですが、まれに下記の副作用が起こることがあります。
- 皮疹
- 一過性の血圧低下
- めまい
- 動悸
- 肝酵素の上昇
- Hbの減少
ニューベーシック
栄養補給の基本に立ち返るニューベーシックサプリメント。ビタミンB1は吸収率の高い誘導体であるビスベンチアミンを使用しています。ビタミンAはβカロチン3000㎍ RAEとレチノール1542㎍(5140IU)を組み合わせて配合されています。さらに、ビタミンB6、亜鉛、クルクミン、ケルセチン、レスベラトロールを含むベーシックな成分構成で、日々の健康をサポートします。
- ニューベーシック( 90カプセル)
- 10,800円(税込み)
水の素
水の素は、水素研究の先駆者、太田成男博士が監修し推奨する唯一の水素サプリメントです。このサプリメントの1カプセルからは、1リットルの飽和水素水と同等の分子状水素(0.8mmol)が摂取できます。(1.6mgの重量で、1気圧の室温条件下で約17.5mlの水素ガスに等しい量です。)
- 水の素(60カプセル)
- 12,960円(税込み)
エタニテ
エタニテは、美容ドリンクを上回る高配合で作られています。基本成分に豚プラセンタと豚コラーゲンを用い、アルギニン、オルニチン、コエンザイムQ10を組み合わせています。飲酒が伴うシーンも考慮し、ビタミンB6とクルクミンを適切に加えた迅速効果のドリンクです。また、プラセンタ治療を受けている患者様の自宅でのケアにも理想的です。
- エタニテ(5本入/箱)
- 8,640円(税込み)
カルシウム&マグネシウム
カルマグ300はマグネシウム摂取を目的として設計されており、カルシウムとマグネシウムを等量の1:1比率で配合しています。また、ビタミンDとビタミンKも含まれており、これによりカルシウムの利用効率を向上させます。リラックスを助ける成分アテニンとマグネシウムが相乗効果を発揮することも期待されます。
- カルマグ300(120カプセル)
- 5,400円(税込み)
エム・ディ フード
この製品は腸内フローラの健康維持と腸上皮の栄養補給を目的として設計されており、大豆ペプチドを基本としています。さらに有胞子乳酸菌、オリゴ糖、水溶性食物繊維、L-グルタミン、アルカリ金属類を組み合わせて配合しています。ヘリコバクター・ピロリの除去治療の前後、ファスティング中、または食物過敏症の治療を行う際にも使用できます。
- mdFood(10食分)
- 10,800円(税込み)
高濃度ビタミンC
当クリニックの高濃度ビタミンC点滴は以下の通りです。
- 高濃度ビタミンC点滴 12.5g / 30分
- 8,500円(税込み)
- 高濃度ビタミンC点滴 25.0g / 40分
- 12,500円(税込み)
- 高濃度ビタミンC点滴 50.0g / 90分
- 19,800円(税込み)
高濃度ビタミンCに関しては、2024年7月下旬からの提供になります。
高濃度ビタミンCに関しては、投与前にG6PD欠損症(グルコース6リン酸脱水素酵素)の検査を行ってからの投与になります。
G6PD酵素の欠損がないかどうか点滴の前に確認が必要です。
- G6PD酵素
- 5,500円(税込み)
ビタミンCについて
ビタミンCは体の働きを調整し、感染に対して免疫力を高めるために重要な栄養素の一つです。1932年にアスコルビン酸として発見されわけですが、さかのぼると、15世紀の大航海時代に、長い航海で、血を流して次々と亡くなっていく船員がいて、これを壊血病と名づけられました。その時に、レモンなどの果物を摂取した人たちは、見事に回復することが発見され、果物の成分の中には血管を守る成分があるのではと考えられました。その後研究が進み、ビタミンCの作用機序が判明し、血管内でのコラーゲン合成ができないことから血管がもろくなり出血傾向となり壊血病になることが判明しました。またその他には、抗酸化物質として体内で働いていることがわかっております。
我々は、体内でビタミンCを作ることはできませんので、身体が必要である量を自ら摂取する必要があります。
ビタミンCの作用は、以下のように多岐にわたります。
- メラニン生成を抑制(シミの予防、改善)
- 皮膚や細胞のコラーゲン合成を促進する(美白、肌の弾力を維持)
- 免疫力を上げる
- 疲労回復、抗ストレス効果(健康増進効果)
- アレルギーを抑える
- 天然の抗がん剤として作用する
- がん関連遺伝子の発現を改善する
- 活性酸素を抑える(抗酸化作用)
ビタミンC治療とは
ビタミンC治療は、Linus Carl Pauling博士(1901-1994年、ノーベル化学賞、ノーベル平和賞)が、風邪を含めた感染症に有効であると提唱した治療法であります。 1970年には癌にも有効であると報告した途端、反対意見があまりにも多く、数10年にわたり治療として活躍の場を失っていた経緯もあります。
その後は、リオダン(1932-2005年)が研究を続けることで、高濃度ビタミンC点滴療法のプロトコールを確立されました。2005年には高濃度のビタミンCは正常な細胞を傷つけることなく、癌細胞だけを選択的にやっつけるといった内容で発表されました(Chen et al. PNAS September 20,2005.102(38) 13604-13609)。
当院の高濃度ビタミンC点滴療法は、米国のリオダンプロトコールと、点滴療法研究会の指針に基づいて行っております。
ビタミンCの必要量
それでは、ビタミンCはどのくらい必要なのでしょうか。
厚生労働省の推奨するビタミンCの一日の摂取量は、0.1g/日といわれています。これは、 一日あたりに10mg程度摂取していれば欠乏症(壊血病)は発症しないといわれ、心臓血管系の疾病予防効果や有効な抗酸化作用は、血漿ビタミンC濃度が50μmol/L程度(摂取量に換算すると、 85mg/日)であれば期待できることが疫学研究、および試験管内での研究から推奨量換算係数をかけた数字といわれています。
また上記の心臓血管以外の臓器にもそれぞれ、最適な濃度があり、例えば、血液中を1としたときに、脳はビタミンCが20倍、白血球は80倍、副腎は150倍必要になります。
血管がやぶれないような最低限の量は上記に示すような少ない量で補えますが、それ以上の効果を求める場合(美肌、疲労感軽減、免疫を上げるなど)は、それ相応の量が必要なことがわかって頂けると思います。
つまり、
壊血病を防ぐ、コラーゲンを作るには一日に0.1g/日
感染を防ぎ、免疫力をあげるには、一日に1―10g/日
副腎疲労には一日約 50g/日、
癌の治療には、75g/日 必要といわれています。
このように目的によって投与量を使い分ける必要があります。
当クリニックでのビタミンC点滴について
当クリニックでは、医師が個人輸入しております。国産のビタミンC製剤は防腐剤が添加されているものがありますが、当クリニックでは、アイルランドで製造されたMylan社製のビタミンC製剤を新鮮な最高品質の状態で工場から保冷コンテナで空輸しております。
アメリカやカナダで実施している高濃度ビタミンC点滴療法の臨床試験に唯一採用された製剤になります。日本の点滴療法研究会の推奨する製品でもあり、多くの患者さんへの使用実績があり安全性は確認されています。
当クリニックでのビタミンC点滴の方法
まず点滴が可能かどうかを確認するため、採血(腎機能が悪くないか、G6PD欠損していないかどうか確認するため)は必ずして頂きます。妊娠している方、授乳中の方、栄養状態が極端に悪い方は高濃度ビタミンC点滴はできません。
G6PD欠損症の方は高濃度ビタミンCを投与すると溶血するため投与できません。
高濃度ビタミンC点滴は上記理由のため一度、医師が対面で説明し検査を行わせて頂き、投与可能と判断した場合に点滴を準備する段取りとなります。
プラセンタ
- メルスモン 皮下注射
- 1A 1,500円(2A投与は1,800円)(税込み)
- ラエンネック 筋肉注射
- 1A 1,500円(2A投与は1,800円)(税込み)
プラセンタ注射とは
プラセンタは、お母さんと赤ちゃんをつなぐ『胎盤』から抽出された成分です。プランセンタには10数種類のアミノ酸をはじめ、各種ビタミンやミネラル、酵素など豊富な栄養素が含まれています。
- 10数種類のアミノ酸 細胞をつくる材料
- ビタミン、ミネラル 細胞の生まれ変わりをサポート
- 核酸 細胞が新しく生まれ変わるための成分
- 活性ペプチド 筋肉や新しく生まれ変わるための成分
- 酵素 代謝をサポートして、細胞を若々しく保つ
上記の成分を体内に直接取り込むことで新陳代謝が促進されて細胞が活性化されるようになり、自然治癒力を高めてくれます。具体的にいいますと、疲労感軽減、新陳代謝の改善、細胞呼吸促進、創傷治癒促進などの作用が認められています。その他、自費診療になりますが、炎症を抑え免疫機能を高めるため、アトピー、リウマチ、アレルギーや肩こり、腰痛、関節痛も改善する方もおられます。熟睡できない、慢性疲労、しみ、そばかすにも効果がある方もおられます。自然治癒力が高まるため、風邪もひきにくくなる方もおられます。
また、更年期障害や乳汁分泌不全には保険診療が適応となる場合がありますので適時相談ください。更年期障害とは、45~55歳位までの女性で火照りや、ホットフラッシュ(発汗)、イライラ、肩こり、疲労、息切れ、めまい、のぼせなどの不定愁訴が見られるときに、内科的に特に問題ない場合に診断がおります。乳汁分泌不全とは、産後1年以内で授乳の出が悪い方を乳汁分泌不全と診断を行います。更年期障害、乳汁分泌不全の場合は、メルスモン注射、肝機能障害の場合にはラエンネック注射が保険適用となります。プラセンタの費用(自費診療は税込み表示)ですが、筋肉注射は1回2Aまで投与。
安全性について
プラセンタは、原料が生物製剤由来であるため、副作用や安全性を気にする方が多いのはとてもわかります。日本では、1900年代の半ばですでに、更年期障害や肝機能障害を治療する医薬品として厚生労働省が認可しております。国内でのプラセンタは、ヒト由来のプラセンタで、国内で提供された胎盤が使用されております。原料提供者への渡航歴等の問診、血清学的検査によってウイルス、細菌の感染症等をスクリーニングし、さらに拡散増幅検査(NAT)を実施し、適合した国内ヒト胎盤を製造に使用しております。
さらに、ウイルス不活化を目的とした製造工程において101℃以上、1時間以上の塩酸加熱処理及び121℃、20~60分間の高圧蒸気滅菌を実施しています。プラセンタの注射薬は上記の滅菌処理をしているため、この条件下にて各種ウイルスを不活化することが確認されていて、過去にプラセンタ療法において変異型クロイツフェルトヤコブ病が発症した例はありません。
禁忌、慎重投与、副作用など
上記で述べました通り、副作用はほとんどないのですが、ひとつだけ注意が必要なことがアレルギーです。薬物過敏症の患者さんへの注射は禁忌です。アレルギー体質の方は医師までご相談ください。投与中の副作用に、わずかですが注射部位の疼痛や発疹、気分不良、蕁麻疹、アナフィラキシーなどが報告あります。またわずかな確率として、注射部周囲の神経損傷の可能性が伴います。プラセンタ注射希望の方は、上記についてご理解いただいた上で、同意書の記載が必要となりますのでご了承ください。
また以前に、薬剤や化学物質に対してアレルギーを起こしたことがある方は、妊娠中や授乳中の方には実施することができません。十分な効果を得るには、一定期間継続して実施することをお勧めいたします。1回の注射につき、最大2本までの投与は承りますが、最適な投与本数は、体重や体格、投与の目的、頻度により異なるため適宜ご相談ください。また投与前は、再度ご説明をさせて頂き、同意書にサインを頂くことで投与可能となりますので、事前に当クリニックの同意書をご覧になって頂けるとスムーズでございます。
デメリット
プラセンタ投与することで、献血ができなくなります。
ビタミンB1点滴
- ビタミンB1点滴
- 1,500円
ビタミンB1とは
ビタミンB1点滴は、文字通りビタミンB1を主成分とした点滴です。注射による注入の際にニンニクのような臭いが広がるため、ニンニク注射と呼ばれることもあります。ビタミンB1には疲労回復効果があるので、慢性的に疲れやすい、夏バテに悩んでいる、二日酔いがつらい、免疫力を高めたい、肌荒れを改善したい、といった方にお勧めです。なお、副作用としては、注射部位の発赤、頻尿、倦怠感、動悸などがあります。
まず、ビタミンB1の基本情報について。ビタミンとは生きていく上で絶対に必要な栄養素で、一部例外はありますが基本的には自分で作れないので食べ物から食べて摂るしかない必須栄養素の一部です。そのうちビタミンB群は水に溶ける水溶性のグループで8種類ありビタミンB1はその8種類の中で最初に見つかったものなので、ビタミンBの一番目、ビタミンB1と呼ばれています。
どういう風に作用するのですか?
ヒトは、ビタミンB1が足りないと糖質が全く燃やせません。どれだけ頑張って栄養管理をしていてもこれが足りてないと意味をなしません。
米、パン、麺類、ジュースなど糖質が多い食べ物が大好きな人はもちろん糖質制限に興味がある方にも必見です。糖質を燃やしエネルギーを作るために絶対必要な物質なのです。
ビタミンB1の特に大切な働きは2つ。糖質を燃やしてエネルギーに変えるときにそれを手助けすること、そして神経を正常に働かせることです。
糖質をエネルギーに変えているのはビタミンB1ではなく代謝酵素というものでビタミンB1はそれを助ける補酵素というものになります。体を、製品を作る工場に例えると、出来上がってくる製品がエネルギー、製品の原材料が食べた糖質、工場で働く人が代謝酵素、そしてその働く人のお給料にあたるものがビタミンB1のようなイメージになります。
実際は働く人のお給料のようなものなのでないと本当に働いてくれません。つまり結局、ビタミンB1が足りないとエネルギーを作るのが難しくなります。
ちなみにこのエネルギーを作るもので、最も大きな働きをしているのが最近健康関係でよく聞くミトコンドリアです。そしてこのミトコンドリアもビタミンB1がないと正常に働いてくれません。
さて糖質から作られたエネルギーは、全身を元気にするためや、脳や神経を正常に働かせるために使われます。そのため、ビタミンB1は「元気のビタミン」や「力のビタミン」と呼ばれています。エネルギーがたくさんあれば心も、体も疲れにくくなりやる気に満ち溢れ、メンタルも安定し、頭の回転も早くなり、お肌も綺麗になりついでにダイエットもうまくいきやすくなりますが、逆にビタミンB1が足りなくてエネルギーが作りにくくなると、体では疲れやすい、集中力が持たない、朝起きられない、昼間眠い、食欲不振、生あくびがでる、むくむ、手足のしびれ、記憶力の低下、きれやすくなってしまう、などの様々な悪影響がでてきます。
さらにビタミンB1不足が進んで欠乏症というものになると、先ほどでてきた脚気やウェルニッケ脳症という死を招いたり、障害が残る病気になったりします。これらは食事環境が良くなった現代でも稀に起こっているのでビタミンB1はできる限りいつも満タンにしておきたい栄養素となっています。
そしてそんな大切な栄養素ビタミンB1ですが、最初にはお伝えした通り自分では作り出せず食べ物から食べて摂るしかない必須栄養素の一つです。そして体内にストックできる量は30mg程度です。これは食べ物からの不足が続くと20~30日、およそ一カ月程度で完全に底をついてしまう量です。またビタミンB1をはじめとする水溶性のビタミンは食べても尿などで体内から外に出ていきやすいという特性を持っているので、こまめに毎日、できれば毎食食べることが大切です。そのため、国も一日に最低限これくらいは食べましょうという基準を出しています。
では食事から摂るとしてどんな食べ物を食べたらいいかなんですが、まずはこちらの写真をご覧ください。
赤、黄色、緑、紫と色鮮やかでこういう色をビタミンカラーと呼んで、実際、ビタミンが豊富なイメージの方も多いと思うのですが、実はビタミンB1はこの写真にあるような野菜や果物にはあまり含まれていません。
野菜や果物をたくさん食べればビタミンは十分に摂れる、というイメージは意外に間違っているというか正確ではないので注意が必要です。
食べ物は何に含まれてますか?
毎日食べれそうなものだと特に豚肉や、豆類、玄米、鮭、ごまなどに多く含まれています。食事で摂る場合にはこれらを組み合わせて最低限推奨量以上を毎日摂るようにしたいものです。またビタミンB1と一緒に食べると良い栄養素というものがあります。
まずニンニクやニラ、ネギなどに含まれるアリシンという成分はビタミンB1とくっついてアリチアミンという吸収率の高い形になります。豚肉とニンニクやニラなどとても精がつきそうな食べ物のイメージですが、実は元気のビタミン、ビタミンB1の吸収率が上がるからなんですね。
もう一点、あまり知られていませんがビタミンB1は正常に働くために活性化というものをする必要があります。そしてその活性化をするために必要なものがマグネシウムです。マグネシウムはカルシウムの相棒であることが有名であったり、ビタミンDを働かせるためや幸せホルモン・セロトニンを睡眠ホルモン・メラトニンに変えるためにも必要な栄養素であります。
マグネシウムは、アーモンド、豆腐、玄米ご飯、納豆、バナナ、ごまなどの食べ物に多く含まれています。しかし、このマグネシウムも現代日本人には足りてない栄養素ですのでビタミンB1同様、意識して摂ることが重要です。
ビタミンB1を摂取するにあたり足を引っ張る食材は?
逆にビタミンB1の働きや摂取にマイナスに働くというものもいくつかあります。
まず代表的なものがアルコール、飲酒です。お酒を飲みすぎるとビタミンB1の必要量が上昇します。その意味でビールに枝豆は理に適っている組み合わせになっています。アルコールを飲むときにビタミンB1の多い枝豆も併せて食べることで必要量をカバーしているんですね。
もう一つコーヒーもあまり多く飲みすぎるとビタミンB1の吸収を抑えてしまうと考えられています。またスポーツドリンクや甘いジュースをがぶ飲みしてしまうと過剰な糖質を代謝するためにビタミンB1が大量に消費されるので危険です。スポーツドリンク=健康にいいという印象の方も多いのではないでしょうか。調査によるとスポーツドリンク=栄養たっぷりと思っている方も多く、特にビタミンが豊富と思っている方が60%近くいらっしゃるようです。
しかし多くのスポーツドリンクにはビタミンなどはほとんど含まれていません。ものすごくざっくりいうと、スポーツドリンクは糖質と少しの塩分でできている飲み物でスポーツをされる方には、塩分濃度が0.1~0.2%の飲み物だと水分の吸収が良く、さらに1時間以上の運動をする場合には糖分が4~8%の飲み物だと熱中症予防に良いとされているのでスポーツドリンクはスポーツをされる方で、熱中症対策にはもってこいの良い飲み物ということになります。実際、スポーツドリンクはそういう方をターゲットに作られているのですが、糖質はたっぷりなのに糖質を燃やすビタミンB1はゼロのものが多いので詳しくは前回の動画をご覧頂ければと思うのですが、こういう飲み物をスポーツをしていない普段から飲みすぎていると血糖値がバンっと急激に上がって太りやすくなり、またその後血糖値が急激に下がりすぎてメンタルに悪影響を与え、そして体内に残っていたビタミンB1も大量に消費されてビタミンB1欠乏になる可能性もあるので運動していない、暑すぎもしない日に水代わりにしょっちゅう飲むものではありません。事実痛ましい例として、スポーツドリンクを小さな子供ががぶ飲みした結果ウェルニッケ脳症をはじめとしたビタミンB1欠乏症が国内で少なくとも33例報告されています。
糖質の多いドリンクやジュースを普段使いの飲み物として飲みすぎないように十分注意されてください。
また食べ物以外のお話しでいうと、ビタミンB1は気温で消費量が変わります。気温が15度と35度の場合を比べると体内で3倍消費量が違うという意見もありこれが夏バテが起きる原因の一つとなっています。
また暑すぎる夏は食欲が落ちて、そうめんなどのさっぱりした食事で済ませたり人によってはアイスクリームだけで済ませたりという方もいらっしゃいますが、これらにはビタミンB1がほとんど入っていなく、結果的に元気がつくれず、夏バテが悪化していきます。これから暑くなる時期ですのでビタミンB1不足には十分注意されてください。
白玉点滴(グルタチオン点滴)
白玉点滴(グルタチオン600mg) | 4,400円 |
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白玉点滴ビタミンBウルトラ (グルタチオン600mg+メコバラミン500μg) |
5,400円 |
スーパー白玉点滴 (グルタチオン2000mg) |
6,600円 |
白玉点滴ビタミンCプレミア (グルタチオン2000mg+アスコルビン酸500mg) |
9,900円 |
グルタチオン点滴療法
グルタチオン点滴を当クリニックでも注射できるようにいたします。別名で白玉点滴、ビヨンセ点滴などと言われることもあります。グルタチオンとは、グルタミン酸、システイン、グリシンという3つのアミノ酸が連なったトリペプチド(化合物)で、肝臓などで生成される抗酸化物質のことで、生命を維持するために欠かせない成分です。
この物質は私たちの体内にもあり、特に皮膚や肝臓、目の水晶体や角膜などに多く含まれています。グルタチオンの生理的機能は多くありますが、主要な機能は2つに分けることができます。一つは、細胞内のチオール環境を維持することです。チオールとは、生体内の主要な抗酸化成分で、グルタチオンは自らのチオール基を用いて過酸化物や活性酸素種を還元して消去します。もう一つは、様々な毒物、薬物、伝達物質を細胞外に排出することです。グルタチオンはこれらの物質を、システイン残基のチオール基に結合させ(これをグルタチオン抱合)、自ら細胞外に排出されることで細胞を解毒し守ります。この体内での抗酸化に関わる物質は、加齢や紫外線の影響に伴い徐々に減少してしまいます。
当クリニックでは、大量のグルタチオンを点滴で補充するグルタチオン点滴療法を行っております。解毒作用や抗酸化作用は、健康維持には必須ですが、特に肝臓、皮膚、目には効果が顕著であるといわれています。またパーキンソン病患者の脳内には、グルタチオンが減少していることが分かっております。日本ではあまり知られていないグルタチオン療法ですが、アメリカではパーキンソン病患者の機能改善と病気の進行を遅らせるのに非常に有効な治療であると報告もされています。
グルタチオン療法の最初の報告がされたのは、1996年で、パーキンソン病患者9人にグルタチオン600mg静脈注射を一日2回、30日間投与したところ、全ての患者に効果が認められ、運動機能の42%が改善しました。また、その効果は3か月も持続したということでした。
グルタチオン療法の治療は15~30分の点滴を行うもので、身体への負担もありません。点滴終了後から歩行、ふるえ、バランスなどの改善効果が見られる事例もあり、通常は数回の点滴治療で効果を体感できます。
グルタチオンの点滴療法が適している方
- パーキンソン病 アメリカの Dr. David Perlmutter がこの治療法を広めており、パーキンソン病に対す る効果は非常に高く、これはパーキンソン病の原因とされているドーパミン受容体の感 受性を高めるからであろうと考えられています。さらに、グルタチオンは、セロトニン 受容体の感受性も高めることで、パーキンソン病によく見られるうつ症状の改善にも有 用です。
- 抗がん剤(シスプラチン薬)による末梢神経障害
- 化学物質過敏症 ・ 多発性硬化症などの神経難病
- 原因不明の全身倦怠感
- 風邪の初期症状
- 急性および慢性湿疹
- 慢性肝疾患における肝機能の改善
グルタチオン点滴の特徴、効能
効能:美白、美肌効果(メラニンの生成を抑制)、しみ予防、疲労回復、解毒・デトックス作用(ビタミンCの酸化力改善)、二日酔い改善、肝機能改善
抗アレルギー作用
グルタチオン点滴療法の方法
初回のみ医師の診察を受けて頂きます。
点滴可能と判断いたしましたら、点滴療法が始まります。
当クリニックでは、肩こりや腰痛、自律神経失調症などの神経機能の改善、めまい、耳鳴りなどを改善する効果を期待してメコバラミンも一緒に投与を行うこともできますのでご相談ください。
生理食塩水100mlにグルタチオン600mg(希望に合わせて、メチコバール1cc (V.B12・500μg)やビタミンCなど)を配合した液を静脈注射で30分ほどかけて体内に点滴で投与します。
週に1回程度の点滴を3か月ほど行い、治療効果判定を行います。効果があると判断した場合は、患者さんの希望に合わせて継続します。
リスク・副作用について
治療方法として、静脈注射を用いますので、血管痛、穿刺部位の腫脹、発赤がある出る可能性があります。また薬剤投与に伴う副作用で注意が必要なことがアレルギーです。薬物過敏症の患者さんへの注射は禁忌です。アレルギー体質の方は医師までご相談ください。投与中の副作用に、わずかですが注射部位の疼痛や発疹、気分不良、蕁麻疹、アナフィラキシーなどが報告あります。またわずかな確率として、注射部周囲の神経損傷の可能性が伴います。グルタチオン注射希望の方は、上記についてご理解いただいた上で、同意書の記載が必要となりますのでご了承ください。また以前に、薬剤や化学物質に対してアレルギーを起こしたことがある方は、妊娠中や授乳中の方には実施することができません。十分な効果を得るには、一定期間継続して実施することをお勧めいたします。また初回投与前は、ご説明をさせて頂き、同意書にサインを頂くことで投与可能となりますので、事前に当クリニックの同意書をご覧になって頂けるとスムーズでございます。
グルタチオン注射に関する説明書・同意書エクソソーム点滴療法
「エクソソーム」と呼ばれる微粒子を使った再生医療のことです。
エクソソームなど細胞から放出される微粒子は「細胞外小胞(EV)」と呼ばれ、炎症を抑える作用などがあるとされます。体外で細胞を培養し、培養液中に放出されたものを注射する治療法で、アンチエイジングに効果をもたらすという報告もあります。『若返り』や『美容』『身体の痛みの改善効果』などが期待されます。
日本再生医療学会の声明を受け、何かしらの管理下にて投与することが安全と判断し、その結果がでるまで当クリニックでの投与は控えさせて頂きます。
また安全性の部分が担保できるようになってから開始致します。
- エクソソーム点滴療法
- 準備中
免疫力判定検査
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- 準備中
腸内フローラ検査
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- 準備中
LOX-index(R)(プリメディカ・脳梗塞、心筋梗塞発症リスク検査)
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- 準備中